第8回 野球肘研究会夏合宿 in 仙台を開催しました。
成績不良例の検討では、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎、肘頭疲労骨折について横浜総合病院スポーツ整形外科の河崎賢三先生が、MCL損傷、胸郭出口症候群については慶友整形外科病院の古島弘三先生が、リハビリテーションについては慶友整形外科病院リハビリテーション科の宇良田大悟先生が講演されました。
肘内側痛の再検討のシンポジウムでは、弘前大学付属病院総合診療科の小林只先生が、今話題のFasiaとエコー下ハイドロリリースの歴史、基礎研究、臨床応用について教育的な講演をしていただきました。
ランチョンセミナーでは、ソフトバンクホークスの和田選手のパーソナルトレーナーをされていた早稲田大学野球部コンディショニングコーチの土屋恵秀さんがパーソナルトレーナーとして経験した様々なことについてのお話がありました。
特別講演では、元東北楽天ゴールデンイーグルス投手で野球解説者の山村宏樹さんが、プロ野球選手としての経験からの障害予防のアドバイスと野球の未来についての貴重なお話をしていただきました。
通常の学会では聞けないような貴重な討論ができ、有意義な研究会となりました。あらためてごご参加いただいた方々に感謝いたします。
ありがとうございました。